自筆証書遺言の保管方法

自筆証書遺言書を保管するにあたっては、決められたルールはなく遺言者の自由に任されていますが、その分、全てが自己責任になってしまいます。紛失や、偽造・変造といった危険性からどう大切な遺言書を守るかということを意識したいものです。
よくあるパターンとして、鍵のかかるキャビネット等に遺言書を保管し家族にそのありかを伝えておいて、自分がなくなった後のことは任せるという人がいますが、あまりよい方法とはいえません。こと相続に関しては、家族なのだから信頼が置けるという考えは捨てて、家族もまた利害関係者であるとシビアに認識する必要があります。
保管にお金をかけたくないのであれば、その遺言によって一番利益を受ける相続人に保管を委ねるという方法があります。しかしこれとて、絶対確実とはいえません。
やはり、安心確実な保管方法にはある程度の費用はかかります。その方法は以下の通りです。1.貸し金庫に保管する。2.遺言信託サービスを手がけている信託会社に依頼する。3.利害関係のない弁護士に保管を委託する。代表的なものはこの3つです。
なかでも弁護士に委託して遺言の執行人に指名しておけば、相続がスムーズに進行しますので検討に値する方法であるでしょう。

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